クルクルプロッタを自作 eddyWrite (エディライト)

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クルクル回りながら描画するオリジナルプロッタを製作しました。

名付けて “eddyWrite”  (エディライト)!!!

早速動きをみてください。

子供たちが大好きでよく見ているYouTubeチャンネルのスマイリーを描いてみました。

それでは製作の過程を報告させてください。

 

動機

コンビニにて長男くんがどうしても欲しいというので、クレーンゲームのようにラムネをすくい出す食玩を購入しました。

なかなかよく出来ていて、しばらく普通のラムネを購入した際もコレに入れて遊びながら食べていました。

ちびっこYouTuberにも紹介されていますね。

 
凄くいい機構なのでいつか何かに使いてーと常々思っており、
この度 長男くんが飽きて見向きもしなくなったので晴れて分解させていただきましたww

ちょっと脱線します。
コンビニに寄って子供になんか 一つ欲しいモノ買っていいよって言うシチュエーションがあるのですが、高価な食玩を頑なに欲しがるときが多くて困りものです。

あまり高価な食玩置かないでほしい。。。最近 近所のローソンがトミカ置き始めてうかつに連れてけなくなった。。。

構成

2種のサーボでクレーンを動かして、ステッピングモータで土台を回します。

部品

  • マイコン Adafruit Metro Mini 328 – 5V 16MHz

     
  • デュアルモータードライバDRV8835

     
  • ステッピングモータ ST-42BYH1004

     
  • サーボモータ SG90

     
  • 360°連続回転サーボ FS90R

     
  • タクトスイッチ

     
  • ドキドキクレーンゲーム
    クレーン部を切り出して加工して使用

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製作過程

それでは製作の流れをご覧ください。

制御部

Arduino UNOで各モータの動作を確認しました。

駆動部加工

土台や各種固定治具は3Dプリンタで出力しました。

 

クレーンを加工してサーボと接合しました。

eddyWrite

筐体は主に木材を使用して製作しました。

 

Arduino IDEコード

タクトスイッチのボタンを3つ使用
・ボタン1:描画スタート
・ボタン2:サーボモータを制御してペンを上げ下げする
・ボタン3:360°連続回転サーボを制御してスライダを戻す

描画時は土台をステッピングモータで回転させてデータ(graphics.h)を読み取って、ペンを上げ下げさせます。
ステッピングモータの駆動方法は以下を参考にしました。
 http://akizukidenshi.com/download/ds/akizuki/AE-DRV8835-Ss.pdf

描画データ(graphics.h)

描画用の配列を生成し、1ならペンを下げ0でペンを上げるようにしました。
eddyWriteはスライド方向の分解能が16、1回転は100分割で描画できます。

 
スマイリーはExcelで極座標変換と手動での修正をしながらデータ生成しました。

eddyWriteの出力が以下です。

 

以前自作したハンディバーサライタPovRanianの描画用Pythonプログラムをそのまま応用しての描画データ生成も試してみました。

左の画像をpythonコードで読み取って縮小・極座標変換して描画配列データを生成し右の絵が出力されましたww

おわりに

ちょっと分解能は低いですが、不用品を利用した割には想定通りのものができて大変喜んでいます 😛 。
スマイリー自動描画マシンとして運用しようかなwww

いつか精度の良いスライダでリベンジしてみたいです。

 

ありがとう

追記

スマイリーチャンネル (2020/3/8)

スマイリーチャンネルで紹介いただきました!

 

実は子供たちもスマイリーイラストにチャレンジしておりました。
しかし残寝ながら採用されず。。

 

 

父の偉大さ誉れの高さを示すことができたので大変うれしいです。

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