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一脚 屈伸ロボ 爆誕

HomeMadeGarbage Advent Calendar 2021 |10日目

SHISEIGYO-2 Go 弐を応用して1脚ロボットを製作いたしましたので報告します。

SHISEIGYO-2 Go 爆誕 ーリアクションホイールへの道39ー

サーボテスト

手元にトルクの大きいサーボがありましたのでロボット足に使用できるのではとテスト

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アルミのアームも付いて力強くていい感じだったのでもう1個買って検証

 

なんだかいい感じ♪
このサーボで足を構築することにいたしました。
 

足構築

3Dプリンタでひざ下部 (素材: PLAフィラメント) を作製し、足先は滑り防止を兼ねてTPUフィラメントで構成しました。

いい感じの屈伸運動です。
 

一脚ロボ 検証

SHISEIGYO-2 のリアクションホイールを合体させました。
ホイールはそれぞれ2枚重ねにしてトルクを増強しています。

屈伸動作検証

リアクションホイールによる姿勢制御のゲイン調整を施して比較的安定した屈伸運動が実現できました。

 

足を延ばしすぎたり、急な高さ変動にはまだ追従できていません。

 

起き上がり機能追加

リアクションホイールの回転制御による自立も実現できました。

 

完成

リアクションホイールと足は別マイコンで検証していましたが、
M5Stack CORE2ひとつでの制御にまとめました。

 

 

構成はSHISEIGYO-2 Go 弐 とほぼ同様で球体駆動用360度連続回転サーボが足用サーボになっただけです。

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おまけ

開発途中で一脚ロボをAgility Roboticsのロボットと比較してみました 😆 

 

特殊球体ホイール バランスロボット SHISEIGYO-2 Go 弐

HomeMadeGarbage Advent Calendar 2021 |7日目

以前製作した球体ホイールによるバランスロボットを改良いたしましたので報告いたします。

SHISEIGYO-2 Go 球体ホイールを検討 ーリアクションホイールへの道41ー

 

SHISEIGYO-2 Go 弐

以前作った SHISEIGYO-2 Goをバッテリ駆動にして電源ラインを排除し、より自由に移動できるようにいたしました。

3セルのリポバッテリ(11.1V)を24Vに昇圧してモータに給電します。

  • 24V昇圧DCDCコンバータ
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  • 3セル LiPoバッテリ
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また球体ホイールの左右間に細いスリットを設けて右折左折がよりスムーズに実行できる工夫も施しました。

 

360度連続回転サーボで半球をそれぞれ独立で制御して移動します。

  • 360度連続回転 Feetech FS90R マイクロサーボ
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動作

 

バッテリ内蔵によって縦横無尽に移動が可能になりました。
左右への旋回もスムーズです。

 

 

M5Stack Japan Creativity Contest 2021

SHISEIGYO-2 Go 弐を M5Stack Japan Creativity Contest 2021 に応募しましたところ 3位入賞することができました!

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M5Stack社のジミー・ライ社長が受賞作品を選定しコメントをくれて、しかも参加賞までいただける素晴らしいコンテストなので是非来年も実施してほしいです (ジミー社長 非常にお忙しいでしょうが。。)。

 

 

追記

2022/1/15 3位入賞 賞品が届きました!

特別色でキンピカでラグジュアリーなM5Stack CORE2をいただきました。
キレイ!嬉しい!

SHISEIGYO-2 Go 球体ホイールを検討 ーリアクションホイールへの道41ー

前回は山形大学の開発した球状歯車を参考に2軸 姿勢制御モジュール SHISEIGYO-2 のホイールへの応用を試しました。

SHISEIGYO-2 Go 爆誕 ーリアクションホイールへの道39ー

 

 

球体ホイールの検討

ホイールを球状にすることによって、移動が非常に安定することが前回わかりました。

しかし、球状歯車を自由自在に動かして様々な方向に移動させるには
機構が複雑になりそうで技術的にも難しいです。

どうしてもSHISEIGYO-2 Go を自由自在に動かしたいのでホイールを再検討いたしました。

 

ORENICS

半球にそれぞれ歯車の溝をつくり、独立して動く機構を考案いたしました。

 

2つの360°回転サーボでそれぞれ回します。

 

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動作

 

まだまだ自由自在というわけにはいきませんが、方向転換とカーブ走行が実現できました。

 

おわりに

ここでは球体ホイールを検討、製作し動作確認を実施いたしました。

球体を構成するそれぞれの半球の接地精度や制御方法を精査して、縦横無尽に走り回るSHISEIGYO-2 Go を目指したい思います。

それでは次の道でお会いしましょう!

追記

調整 (2021/6/26)

走行調整中

なかなかいい感じになってきました。

次の記事

姿勢制御装置とバーサライタの融合 ーリアクションホイールへの道50ー