マリオカート ライブ を自作
先日、任天堂が『マリオカート ライブ ホームサーキット』なるSwitchソフトの発売 (2020/10/16)を発表しました。
ラジコンカーにカメラが搭載され、自宅がサーキット場になるという画期的なシステムで大変驚きました。
すごく話題になり、まだ発売前ですし9月24日現在 予約も難しい状況。。。
しかたないので作りました。
目次
ニセ マリオカート ライブ
まずは完成品の動作をご覧ください。
ゲームコントローラで操作できリアルタイムに機体のカメラからの映像を観ることができます!
システム概要
システムは以前、WebRTC Native Client Momo を用いて作ったショベルカーとほぼ同様です。
Momoによる配信映像を観ながらゲームパッドでモータを制御します。
ゲームパッドの入力はOSC(OpenSound Control)通信でPCからラズパイに送信し、ラズパイカメラによる映像はMomoでPCブラウザに転送されます。
機体
機体は以前購入した有線のマリカーラジコンを改造して製作しました。
前輪はサーボで傾きを変えて右折左折を実現します。
後輪は元々搭載されていたDCモータを使用して前進後進を実現します。
構成
- Raspberry Pi Zero WH
- ラズパイカメラ
-
デュアルモータードライバDRV8835
- モバイルバッテリ
制御系
以前の遠隔ショベルカーの時と同様に、TouchDesignerを使用してPCに接続したゲームパッドのボタンを検出してOSC送信でしました。
OSC信号をラズパイのnode-redアプリでうけて、モータとサーボを制御します。
Raspberry Pi Zero W について
Raspberry Pi Zero Wはスイッチサイエンスで購入可能ですが、1ユーザ1個までの数量制限があります。
仕方ないので今回はピンヘッダを実装済みのRaspberry Pi Zero WHを購入しました。
しかしコレピンの向きが嫌なんですよね。。。
Raspberry Pi Zero WH のピンの向き
本当に嫌だ pic.twitter.com/27QdaRJQAJ— HomeMadeGarbage (@H0meMadeGarbage) September 16, 2020
ラズパイZeroの公式ケースに合わないんだもん。。。
しょうがなくピンを外して、実装しなおしました。
Raspberry Pi Zero WH を
Raspberry Pi Zero W にした pic.twitter.com/Hjz2Jjwscq— HomeMadeGarbage (@H0meMadeGarbage) September 16, 2020
追記:本家プロトタイプ
なんと本家のマリオカート ライブのプロトタイプもラズパイZeroを使用しているようでした。
USB WiFi接続されてるからラズパイ Zeroでしょうね。Wじゃなく。
弊ニセ マリオカート ライブもなかなかいい線いっていたってことですねww
お世話になります。マリオカート式(ボタンを推している間はスピードアップ、離せばダウン、右左も同様)をblynkとM5Atomで作っていますがうまくできません。前だけであれば下記のコードでうまくいきます。ご教授くださいint
int
mariokartY(int pinNo,int y) {
eventY=digitalRead( pinNo );
int sign = eventY < 0 ? -1 : 1;
y=abs(y);
if ( eventY == HIGH && y 0 ) {
y–;
}
}
return(y*sign);
}