Arduino MKR WiFi 1010 をソーラで楽しむ 2 -ソーラパネル変更-
前回はArduino MKR WiFi 1010をダイソーのソーラーで駆動して
気象データ測定計としてベランダに配置して運用してみました。
ここではその後の結果と進捗を報告させていただきます。
目次
ダイソーソーラパネルでの運用
前回の構成での最終結果です。
10分おきに起床してLiPoバッテリ電圧とソーラ発電電圧と気象データ(温度、湿度、気圧)をUDP送信してスリープします。
8/17 22:48から08/27 2:11の約10日間 頑張って動作してくれました。
我が家のベランダの方角的に長時間の日照が得られないこととダイソーのカワイイソーラパネルの発電量では必要電力をまかなえず、徐々にバッテリ電圧が低下しています。
MKRWiFi1010 はWiFi OFFでSleepしても6V入力で15mAほど消費します。
WiFi通信時の電力無視して更にLiPoバッテリ(1200mAh)がフル充電してたとしても
3.7V × 1200mAh ÷ 6V × 15mA = 49.3h
と 約2日しか持たないはずなのでダイソーソーラはよく頑張ったと言えます。
得られた気象データは以下
気温が30℃以上になると温度、湿度共に乱れる結果となっています。
今後 もっと温度動作範囲の高い温湿度センサを検討したいと考えております。
ソーラパネル変更
ソーラパネルの出力を上げることにしました。
開放電圧10.8V、8W出力のガチパネルを使用します。
ソーラパネルだけを変えて同様にベランダで運用してみました。
Arduino MKR WiFi 1010のオフィシャルVin最大定格は6Vです。
実施の際は自己責任で宜しくお願い致します。
運用状況
取得データを以下に載せます。
バッテリ電圧の低下も観られず非常に順調に運用できています。
電気代ゼロの永久なる気象データ測定システムが実現できたかもしれません。
楽しみながら経過をみたいと思います。
おわりに
ソーラパネルを変更しての気象データ測定システム運用を開始いたしました。
経過をたのしみにみてゆく所存です。
温湿度計が高温時に異常値を示すので、冬の氷点下がやってくる前にセンサ変更検討したいです。