E32-SolarCharger の基礎 ーベランダ太陽光発電所への道1ー
前々から太陽光発電に興味がございまして、こういったIoTな時代ですから発電量とかリアルタイムに監視しながら充電方式など勉強出来たら最高だなとぼんやり思ってました。
札幌も暖かくなってきたしベランダで発電でもしてみようかと調べてみるとソーラーパネルやバッテリも数千円とかで安くてビックリ。
ESP32でチャージコントロールするシステム自作も考えたのですが、まんま使える製品を見つけたのです。
E32-SolarCharger
バッテリーの電圧・電流も監視出来て、LCDもついててさらにESP32を使ってるのでwebにデータ表示させてりはお手のもの。しかもArduino IDEでカスタマイズできるのが最高です。
システム設計の手を止め速攻でポチッたよね。
連載シリーズ”ベランダ太陽光発電所への道”ではベランダ太陽光発電所の開設を目指して七転八倒する様をなるべくリアルタイムにご報告したいと思います。
尚、結末がどうなるかは私にもわかりません。。。
目次
ベランダ太陽光発電所への道の目標
以下が本シリーズの目標です。達成できるか否かは現時点では全く分かりません(オラ ワクワクすっぞ)。
- チャージコントローラ E32-SolarCharger の基本的使用法を身につける
- MPPT方式を実現させPWM方式との比較を行う
- 発電した電気の有効な利用方法を考案・実施する
E32-SolarCharger
Indoor Corgi Elec.社製のマイコンとしてESP32を使用した太陽光発電充電コントローラです。マイクロSDカードスロットもありデータログを記録できます。
以下は販売元のページです。サンプルコードも記載されております。
回路図
http://indoor.lolipop.jp/IndoorCorgiElec/E32-SolarCharger/E32-SolarCharger-Schematic.pdf
Arduinoコード書き込み
まずシリーズ初回の今回はE32-SolarChargerの基本的使用方法を身につけ距離を縮めたいと思います。
開発環境
Arduino IDEを使用します。ライブラリはesp32core version1.0.0を使用。
PCと接続
書き込み用としてUARTのRX, TX端子とGND端子のみがついています。Arduino IDEでの書き込み時のPCとの接続にはUSBシリアルモジュールが必要となります。私はFTDI USBシリアル変換アダプタを使用しました。
チャージコントローラのUART端子のRX, TX, GNDをシリアル変換アダプタ(3.3V)のRX, TX, GNDに直結させます。
電源
コントローラ電源はDCジャックにADアダプタを接続して供給しました。7V-20Vで 1A以上が推奨です。
コントローラ電源はジャンパでバッテリ供給かDCジャック供給を選択てきますのでDCジャックのほうにジャンパを接続します。
コード書き込み
ここではLCDディスプレイ、スイッチ、LEDのサンプルプログラムを書き込んでみます。
http://indoor.lolipop.jp/IndoorCorgiElec/E32-SolarCharger/interface.zip
SW2を押したままSW1 (リセット)を押して離すとESP32がプログラム書き込みモード になり書き込みが可能となります。
動作
LCDに文字列が表示され、スイッチを押すと対応するLEDが点灯します。
E32-SolarCharger
LCD TEST#太陽発電 pic.twitter.com/8HjuI1cyiz— HomeMadeGarbage (@H0meMadeGarbage) 2019年5月15日
参考
http://indoor.lolipop.jp/IndoorCorgiElec/Dev-ArduinoIDE-ESP-WROOM-32.php
おわりに
さてこの道はどうなるものか。目標は達成されるのか。まぁ手を動かして好奇心刺激して続けていくことが大切でしょうか。
次回もE32-SolarChargerのサンプルコードを触ってみて基本を身につけたいと思います。
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