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3Dスキャナー CR-Scan Lizard による3Dデータを加工してみた

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前回は3Dスキャナー「CR-Scan Lizard」でハンドスキャンを楽しみました。

3Dスキャナー CR-Scan Lizard でハンドスキャン

 

ここではスキャンして得た3Dデータの加工について検討します。

 

CR-Scan LizardはMakuakeにて予約販売中です (2022/4/1~ 5/30)

 

 

3Dスキャン

まずは以下をCR-Scan Lizardで”Table Mode”でスキャンします。

 

スキャンして得た3Dデータは以下の通り

 

3Dデータ加工

今回はスキャンしたデータをそのまま3Dプリントするのではなく加工をしたいと思います。

ガンダムヘルメット生成

ガンダムヘッドをヘルメットとしてみたいので、顔にマスキングテープを貼って、3Dスキャンしてみました。

 

 

スキャンで得たSTLファイルをFusion360にインポートすると以下のように細かいメッシュボディとして取り込まれます。

 

 

加工するにはソリッドデータにする必要がありますが、このまま変換するとメッシュが細かすぎてデータが大きく処理できません。
メッシュタブ → 修正 → 削減 でメッシュ数を減らします。

 
形状が維持される程度にメッシュを減らします。

 

メッシュタブ → 修正 → メッシュを変換 でソリッドボディにします。

 

 

ソリッド化したガンダムヘッドのマスク部をくりぬきました。

顔はめ込み

前回スキャンした長男くんの顔をはめ込んでみます。

顔をメッシュボディの状態で位置と縮尺を合わせました。

 

位置決定後にはみ出したり不要な個所を平面切断で除去します。
この際にメッシュ閉じていないと警告が出ますので、警告に従ってメッシュボディを閉じます。

モデル一体化

顔のメッシュボディもヘルメットと同様にメッシュを削減してソリッド化しヘルメットと接合しました。

接合時に “複数ボディのプール演算に失敗しました” などエラーが出たので、両ボディの接合部の小さな突起や異常な面を埋めたり除去したりでやっと一体化できました。

 

3Dプリント

完成したモデルを3Dプリントしました。

 

いい感じでございます。

 

炭素冷凍

孫悟空のプラモデルをハンドスキャン。

 

 

 

Fusion360で長方形に埋めて。。

 

 

レンダリングであっという間に炭素冷凍

悟空はメッシュボディのままなのですぐに完成

 

おわりに

ここではCR-Scan Lizardで取り込んだ3Dデータの加工の検討を実施しました。

データ量が大きく、モデルも細かいので加工に時間がかかりましたが
これは現状では慣れていくしかないかなという感じです。

将来的には3Dスキャナも現在の3Dプリンタほどに普及して 、複雑な3Dモデルでもキレイな平面や曲面で表現された軽いCADデータに変換されるようになっていると想像します。

次の記事

3Dスキャナー CR-Scan Lizard で黒いサンプルをスキャン

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