電子工作初心者 お母ちゃんの SHISEIGYO-3 への道③ MPU6050 オフセット測定
前回ではんだ付けが終わったので、
今回はサンプルコード を使って、
MPU6050 のオフセットを導出しました。
目次
これまでの記事
MPU6050のオフセット
MPU6050 にはセンサ固有のオフセットが存在するため、これを打ち消してあげることが必要だそうです。
Adruino 環境
Arduino IDE で ESP32 と MPU6050 を使用できる環境が必要です。
今回はお父ちゃんのWindows PC環境を使わせて貰っています。
(Arduino IDE のバージョンは 1.8.13 )
サンプルコード
サンプルコード IMU_Zero_SHISEIGYO-3_01 を使って、
MPU6050 のオフセットを導出します。
サンプルコードについては、レシピの販売ページからも無料で配布されています。
https://shop.homemadegarbage.com/product/shiseigyo-3_recipe/
IMU_Zero_SHISEIGYO-3_01.ino を、基板のEPS32 に書き込みます。
接続して書き込み!
MPU6050を平らにしてオフセットを算出する必要があるので、
手で抑えようとしましたがなかなか安定せず・・・
足を付けることにしました。
家にあったネジをつけて
しっかり安定しました。
再び測定。
オフセット算出
Adruino IDE のシリアルモニタを起動して
オフセットの算出が始まりました。
どんどん計算が進んで
数分後に終了。
最初の行から始まって、
-done- 直前の最後の行が計算結果です。
範囲測定なので2つの数字が出ているので、
近い方を採用します。
Z軸加速度オフセットは 16384 に近い値、
それ以外は0に近い値です。
算出されたこの値は
後でSHISEIGYO-3 の制御プログラムで必要になるので
スクショ等でメモしておきます。
次回
次回はブレーキサーボの調整をします!