合体ロボに憧れて6

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HomeMadeGarbage Advent Calendar 2025 |23日目

こちらのロボットに憧れて。。

 

憧れを胸に製作を開始し 前回は2機の2輪倒立振子ロボの合体動作と4脚モード動作を確認しました。

合体ロボに憧れて5

 

合体時と切り離し時のスムーズなモード移行の実現は是非ほめていただきたい点です。

 

ここでは最終の仕上げを行い、涙の最終回としてこれまでの内容を振り返り まとめたいと思います。

 

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ロール傾き追加

2輪倒立振子ロボの足高さコントロールに左右差制御を追加してロール傾きを追加しました。

合体ロボとしては特に必要のない機能ですが、
ほら まぁ カワイイじゃん

 

起き上がり

起上り機能を追加

 
ホイールはSimpleFOCによる速度モード ベクトル制御なので、こんなのはおちゃのこさいさいですよ。

倒立振子はトルク制御と速度制御のどちらの夢をみるのか?

 

振り返りとまとめ

本連載初回に挙げた初期検討内容と照らし合わせながら振り返りとまとめを行います。

  • 合体した際の判定方法およびモード移行
  • 機体間の通信および制御 CANがいいかな??

    こちらは当初の発想のとおり接合電極をCAN通信にすることで、合体判定と機体間通信を同時に実現できました。
    初手でこれを思いついた私の勝利でしょう。
     

  • 合体の際の自動ランデブー手法

 これは実現できませんでした。ルンバのように赤外線の導入がいいかなぁとは思うのですが。。。。

現状もう余剰IOピンもないので卒論や学会でおなじみの逃げ future work とさせていただきます。
 

  • 合体後に切り離す手法・機構

 こちらは冒頭の動画の通りサーボモータで機械的にはずす機構を実現できました。

 

製作前の検討項目・懸念点は概ね解決できたと思います。
その他としましては

  • 接合コネクタの強化

 接合がネオジムの磁力のみなので強度が満足ではありません。

メカ的にロックするような機構を考える必要がありそうです。
こちらもfuture workさせていただきます。

 

おわりに

本連載ではDirect Drive Technology社の「D1」ロボに憧れて合体ロボの製作を実施いたしました。

課題は残りますが 現状でできる限りの合体ロボを実現できて大変満足しています。

 

副産物ですが、シリアルリンク足の導入によってボディを平行に保つ2輪倒立振子ロボが実現できたこともうれしく大きな成果です。

 

倒立振子いじりは一旦飽きたので、また別のことを色々やって それにも飽きた頃に改めて課題解消やブラッシュアップに取り組みたいと思います。

 

それでは さようなら

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