ROBSTRIDE 05 を買い足してみた

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QDDモータ ROBSTRIDE 05を買い足しました。

 

今回はモータの詳細も理解するべくUSB-CANモジュールとのセットで購入いたしました。

 

 
2個の ROBSTRIDE 05での製作を楽しみつつ更に詳細調査実施しましたので報告させてください。

 

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2輪倒立振子

手持ちのROBSTRIDE 05 が2台となったので、まずは2輪倒立振子を製作しました。

QDDで倒立振子はスペックオーバーな気もしますが、以前作った1輪倒立振子の性能が非常に良いものだったので2輪にしてみます。

 

倒立振子はトルク制御と速度制御のどちらの夢をみるのか?

 

製作

 

構成はこんな感じ

  • コントローラ ATOM Matrix

     
  • CANモジュール

     
  • 3セル LiPoバッテリ

     
  • 5V 降圧DCDC

     
  • 昇圧DCDC  Max. 高電圧に設定 (40V)

 

ATOM MatrixからCANモジュールを介して2台のROBSTRIDE 05 を制御します。
公式によりますと最近のROBSTRIDE 製品のCANは終端抵抗は内蔵されてないとのことです (複数台使用時に終端抵抗内蔵だと不便なのでいい仕様だと思う)。

今回はCANモジュール搭載の120Ωのみで終端抵抗は接続していません。

動作

2台のROBSTRIDE 05のIDを0x7E, 0x7Fとして速度制御モードで倒立振子動作を楽しみます。

 

もうビュンビュン走っております。応答よすぎ。

 

かつQDDはパワーも兼ね備えております。

 

ユーティリティソフト Studio

せっかくUSB-CANモジュールを買ったのでRobstride用ユーティリティソフトで動作を楽しみたいと思います。

 

ユーティリティソフトでは各種設定や各モードでのモータ回転動作を楽しむことができます。

 

ユーティリティソフトによって読み書き可能なパラメータや読み込みのみの設定などを理解することができました。

zero_sta

zero_staというパラメータでモータ起動時にゼロ位置に戻る際の挙動が変わるようで勉強になりました。

上の動画のようにzero_sta = 0 or 1 でマイナス位置からのゼロ復帰で回転の挙動が異なるので用途に応じて設定する必要があります。

 

足製作

次に足を製作します。
以前 RobStride 05 1個で1脚ロボを製作してバク転動作を確認しています。

QDDモータでHVを考える

ここではRobStride 05 2個で足を構築します。

製作

とりあえずモータをPS4コントローラで動かしてみる。
位置制御モード CSP (Cyclic Synchronous Position mode)で動作。

 

足をリンク機構で組んでゆきます。

電気系は2輪倒立振子と全く同じ構成でコントローラのみATOM Liteに変更

 
コントローラ動作をIK (逆運動学)に変更

 
ユーティリティソフトでzero_sta = 1として、
さらにゼロ位置が大腿、下腿が45°になるように調整しました。 

動作

めっちゃ元気!

さすがのトルクでめっちゃ跳ねる

もっと買い足して2足歩行ロボット作りたいわ。

 

おわりに

Robstride 05を買い足したので2個使用での作例を紹介させていただきました。

QDDモータは非常に扱いやすくすぐに成果と高いパフォーマンスを得られて最高ですね。
ちょっと高電圧が必要になるのが嫌ですか。。。

毎月ちょっとづづ買い足して数量に応じた報告ができればと考えております。

 
またいつかお会いいたしましょう。

 

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