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ヒザなし4足ロボットの検討

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最近Twitter TL上で、ヒザのないシンプルな棒の足をした4足歩行ロボットをよく見かけます。

しっかりと制御された歩行がなされています。

しかし、こんな足でどうやって歩いてるんだろう?と疑問に思いました。
ヒザなしでトロット歩容してもその場で滑るだけな気がしますし、なにか前後の足でタイミング変えてうまいことやってるのかもしれません。

そこでここではヒザなし4足歩行ロボットについて検討いたしました。
 

 

4足歩行

私は4足歩行をミニぷぱで学習しました。

上のように対角線上の足を同期させて歩く”トロット歩行”では、足を上げて移動させて、接地してる足で駆けています。

歩行時には足を上げて移動させる必要があるのですが、これはヒザがないとできませんよね?

 

検証用4足ロボット

考えてもわからないので実際に作りました。

ATOM LiteにPCA9685モジュールを接続してサーボ4個を制御します。

 

ちょっと不格好ですが、検証用マシンができました。

 
早速、トロット歩行させてみましたが、やはり歩行できませんでした。

 

ヒザなしでの4足歩行には何か工夫が必要のようです。

 

歩行検討

ここで非常に有益な情報をいただきました。

なるほど!! 前後でロールと推進と役割を変えて歩いている可能性があるんですね!
きっと間違いない!

ということで検証。

確かに後ろ足を下げて、重心を後方にしてバタバタすると教えていただいた通りロール軸が傾き前足が交互に浮く!!

浮いてる間に足を移動させて接地時に地をかけば歩ける!

歩行できた

後ろ足を低い状態で周期的にバタつかせて、前足を浮いてる時と接地している時で進みたい方向に足を素早く動かすことで歩行ができました!!

いただいた助言通り前後でロールと推進と役割を持たせれば歩けることがわかりました。

これはヒザありのトロット歩行では考えないやり方だわ。

 

助言をくださった t_nakamuraさんはロボット関連の書籍を複数出しており
私のロボット歩行のデビューとなった本の著者様でもあります。

電子書籍もあり非常に参考になります。


  

おわりに

ここではヒザなし4足ロボットの歩行について考えました。
助言をいただき実機で確認することで理解することができました。

 

 

以下、本検討のまとめ動画です。

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