UnitV をゲットしました! ーエッジAI活用への道 11ー

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素晴らしい金魚水槽システムを目指して歩んできたこの道。
これまではSipeed Maixduino での構築を目指しておりました。

MaixduinoはK210に加えてESP32が搭載されており無敵のマイコンだと思うのですが、Pythonでのマイコン操作になれていないためどうしてもUDPでのデータ受信や映像のストリーミングができず頓挫しておりました。

そんなおりに大変良い製品の発売がM5Stack社より発表されました。

 
K210とカメラのみというシンプルなユニットのUnitVです。
画像認識はこいつに任せて、あとの機能は外部に搭載してハイテク金魚水槽システムの実現を目指すことにします。

 

UnitVの購入

初めてAliExpressでお買いモノしました。

12/6に購入して1/14に到着しました。いやー待った。お待たせし過ぎたかもしれません。
 

 

初期設定

以下を参考に各種設定しました。
 UnitV Quick Start

ファームウェアは M5StickV_Firmware_1022_beta.kfpkgKflash_GUIで書き込みました。

プログラミングは MaixPy IDE で実施するのですがバージョンはv0.2.4じゃないとうまくいかないようです。

オリジナル金魚モデルで画像認識

早速、依然作ったオリジナル金魚モデルで画像認識を試してみました。
結論から申しますと全く問題なくUnitVでも動作いたしました。

オリジナル金魚認識モデルの生成 ーエッジAI活用への道 3ー

 

Maixduinoの時と同様に、作った金魚認識モデル(kmodelファイル)を書き込みます。

 

コードはYolo-digit-detector/micropython_code/racoon_detector.py を使用します。MaixPy IDEで書き込みました。

また画面方向調整のためコードに以下の挿入・変更施しました。

動作

Maixduinoと同じように動きました。
LCDはないのでMaixPy IDEの画面で動作確認しました。

 

UnitVにはNeopixelが搭載されておりますので夜間撮影時の照明となるか試してみました。

 

照明として使えそうですが、ちょっと金魚がビックリしてますねw
 

シリアル通信

今後UnitVを外部端末と接続して色々するための準備として、まずはUARTでのデータ送信を試してみました。

UnitVに付属されてきた4ピンケーブルでM5StickCに接続して通信してみました。

動作

UnitVのボタンA, Bを押すとLEDの色が変わり、UARTでデータをM5StickCに送信します。
データを受けたM5StickCはデータに応じて画面が変わります。

UnitVコード(MaixPy IDE)

UnitVでUART送信します。demo_uart.py を参考にコーディングしました。
ボタンA, Bを押すとLEDの色を変えて それぞれ文字A, Bを送信します。

M5StickCコード(Arduino IDE)

UnitVからの文字を受けてLCDの背景色を変えて、文字を表示します。

 

参考

おわりに

エッジAI活用への道はこのたび方向転換しUnitVの導入の検討を開始しました。

さてうまくいくのでしょうか?道は続きます。

ではまた

次の記事

UnitV で画像シリアル転送の味見 ーエッジAI活用への道 12ー

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