2020年 Arduinoを用いて製作したもの
HomeMadeGarbage Advent Calendar 2020 |2日目
Arduino Advent Calendar 2020|2日目
早いもので12月。今年もArduinoを用いて色々なものを作ってきました。
去年同様に振り返ってみたいと思います。
Arduino IDE対応マイコンを含むと大変な数になるので今年はArduinoもしくは互換マイコンで作ったものに絞って紹介させていただきます。
目次
rθプロッタ “eddyWrite”
子に買った食玩おもちゃを改造してオリジナルのプロッタを製作しました。
ステージをステッピングモータで回転させて、ペンを半径方向に動かして
クルクル描画するプロッタです。
eddyWrite(エディライト)と名付けました。
河野太郎大臣
最近は外出を控え プロッタの自作にいそしんでおります。 pic.twitter.com/YgFpUIB8z8— HomeMadeGarbage (@H0meMadeGarbage) March 4, 2020
逆運動学を用いて文字を書くことも可能です。
rθプロッタ eddyWrite#HMGtheGARAGE2020 pic.twitter.com/DDHomMqNao
— HomeMadeGarbage (@H0meMadeGarbage) September 19, 2020
最終的にマイコンは以下のメモリが潤沢なArduino Mega 2560互換品を採用しました。
これによりより細かい描画を実現することができました。
磁気浮遊
Arduino UNOを用いて磁気浮遊を楽しみました。
Arduinoのアナログ入力を用いて、磁気センサで磁力(つまり磁石との距離)を観測し、可変抵抗の電圧と比較して電磁石に流す電流をON/OFFします。
電磁石で磁石を引く力と重力が釣り合うと磁石は空中にとどまります。
可変抵抗によって閾値を変えて磁力を制御して浮遊磁石の位置をコントロールします。
磁気浮遊
もっとギュンギュン動かしたいな
今のところ0.5mmほど上下移動#Arduino #重力にまけるな pic.twitter.com/sCQf8mNRft— HomeMadeGarbage (@H0meMadeGarbage) May 6, 2020
ロボットアーム時計 “Clock Arm”
ロボットアームを用いて時計をこしらえました。
100均のマグネットボードに時計の枠と数字を書いたプラ板をはさんで、
マグネットのペン先を仕込んだロボットアームに長針・短針を描いて時を刻みます。
1分おきに消しながら針を描きます。
Clock Arm
これがあれば自宅待機でも退屈しません。#clockArm pic.twitter.com/P3HMaR7RIf
— HomeMadeGarbage (@H0meMadeGarbage) April 12, 2020
マイコンにはArduino UNO互換の極小マイコンBARONDUINOを採用しました。
非常に小さく、I/OもArduino UNOと同じだけあるので便利です。
おわりに
今年もArduinoマイコンで楽しませていただきました。
Arduinoには安くて使いやすい互換マイコンが沢山あるので
趣味の製作を大きく後押ししてくださいます。
来年も引き続きArduinoマイコンで工作を楽しみたいと思います!