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SHISEIGYO-1 Walkerを実現させたい俺2 ー歩行検討1ー

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Home > 電子工作 > SHISEIGYO-1 Walkerを実現させたい俺2 ー歩行検討1ー

前回はシリアルサーボ (KRS3301) による足とリアクションホイールによるオートバランスシステムで
二足歩行ロボットSHISEIGYO-1 Walker を製作し、片足立ちを実現いたしました。

SHISEIGYO-1 Walkerを実現させたい俺1 ーキックオフー

ここでは遂に歩行に向けて検討を開始します。

 

 

足動作検討

足の動作を検討します。
前回に引き続きホイールのバランス制御を調整し、片足立ち時の他方の足の動作を確認しました。

 

両足を1直線上に配置して前後動作を確認しました。

 

サーボ配置検討

片足立ちと前後の重心移動が確認できました。

歩行時には足を交差させて移動させる必要があり、現状では膝が90°以上曲げられず動作に制限が生じるので
膝のサーボの配置を変更しました。

これで膝がかなり曲げられるようになり、自由度が増しました。

 

逆運動学

足の移動に正確な座標指定が必要と考え、逆運動学の再考を実施しました。

股関節に直交軸フレーム を使用したため$L_1$は0です。

 

ここでは股関節のロール角$θ_0$は直接指定することにしました。

 
足を上げて(Z軸)、前後(X軸)するためのサーボ角度は以下で導出されます。

サーボの角度$θ_1$は余弦定理を用いて導出します。

${L_3}^2 = {L_2}^2 + {l_d}^2 – 2{L_2}{l_d}\cos{θ_1}’  $

${θ_1}’ = \cos^{-1} \left(\frac{{L_2}^2+{l_d}^2 – {L_3}^2}{2{L_2}{l_d}} \right) $

$$θ_1 = φ + {θ_1}’  = φ +\cos^{-1} \left(\frac{{L_2}^2+{l_d}^2 – {L_3}^2}{2{L_2}{l_d}} \right) $$

$$      但し、φ = \tan^{-1} \left(\frac{x}{z’ – L_1 – L_4} \right)$$

$$          l_d = \sqrt{x^2 + \left(z’ – L_1 – L_4\right)^2}$$

$$  高さを股関節のロール角で補正 z’ = \frac{z}{\cos{θ_0}}$$

 

膝のサーボの角度$θ_2$も余弦定理を用いて導出します。

${l_d}^2 = {L_2}^2 + {L_3}^2 – 2{L_2}{L_3}\cos{θ_2}’ = {L_2}^2 + {L_3}^2 – 2{L_2}{L_3}\cos\left({\pi-θ_2}\right) = {L_2}^2 + {L_3}^2 – 2{L_2}{L_3}\cos{θ_2}$

$$θ_2 = \cos^{-1} \left(\frac{{l_d}^2-{L_2}^2 – {L_3}^2}{2{L_2}{L_3}} \right)$$

 

足首のサーボの角度$θ_3$は足を平行にするために

$$θ_3 =θ_2-θ_1$$

 

以上で 股関節のロール角$θ_0$と足の前後(X軸)位置と上下(Z軸)位置の指定で足のサーボを制御できるようになりました。

 

手動による歩行動作確認

スマホアプリBlynkでBLEを介してSHISEIGYO-1 WalkerのコントローラESP32に左右の足の座標を送って
手動で歩行動作の確認を実施しました。

まだヨチヨチですが、なんとか歩けましたww

 

使用したBlynkアプリの画面

 

おわりに

ここではSHISEIGYO-1 Walkerの足構造と逆運動学を再検討し、ヨチヨチではありますが歩行動作を確認することができました。

よりスムーズでスタイリッシュな歩行を目指しておりますので、引き続き検討実施いたします!

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