SHISEIGYO-1 Walker 弐 を実現させたい俺1 ーキックオフー

Home > 電子工作 > SHISEIGYO-1 Walker 弐 を実現させたい俺1 ーキックオフー
すき 0
うんこ 0

以前に姿勢制御リアクションホイールに足をつけて2足歩行ロボットを製作しました。

SHISEIGYO-1 Walkerを実現させたい俺5 ー歩行検討3ー

 

1号機のSHISEIGYO-1 Walkerはシリアルサーボ KRS3301を使用しておりました。

ゆっくりではありますが、リアクションホイールによる自律的重心移動動作を実現し2足歩行を実現できました。
但し、サーボのトルクが6.0kg・cm程度と低くホイールを重くできないなどの制約もありました。

ここでは足に使用するサーボモータをかえて2号機 (SHISEIGYO-1 Walker 弐) の製作を実施します。

 

 

サーボモータ入手

AliExpressで高トルクのサーボを購入いたしました。

 

アルミフレームもついて連結しやすく、簡単に足的なモノを構成できました。

ちなみに上の動画で使用してるコントローラは以下。
50HzのDuty 5~10%のPWM信号を出力します。

 

 

合計8個のサーボで両足を構成して、ESP32の評価ボードとモータドライバ PCA9685で動かしてみました。

 

 

屈伸動作は逆運動学で足高さを指定して動かしています。

SHISEIGYO-1 Walkerを実現させたい俺2 ー歩行検討1ー

 

SHISEIGYO-1 Walker 弐 製作

ESP32の評価ボードとモータドライバ PCA9685にIMUセンサMPU6050を加えて、更にブラシレスモータを制御します。

 

組立てました。
1号機のSHISEIGYO-1 Walkerより大きくなりました。
足は同様にかまぼこ状です。

 

倒立も実現できましたが、高さがあるためか少しフラフラしています。

ホイールは市販のアルミホイールを2枚重ねにしておもさが約125gありますが、サーボが強力なので全く問題ありません。
3枚重ねにして更に重くして試してみましたが、モータが熱くなって苦しそうなので2枚にしました。

調整

倒立がフラフラなので、極力ホイール高さを低くしてみました。
足の付け根を上げて、モータ固定位置を下げました。

 

だいぶ安定してきました。

 

BLEでESP32に信号をおくって手動で前後動作させました。

若干不安定で怖いです。。

再調整

色々足の構成を変えて、高さを低くして安定性の向上など目指しましたがあまりうまくいきませんでした。

 

足の高さを変えると足を交差させて足底を一直線にする際に他方の足に干渉してしまうなどの問題がありました。

またこのサーボの場合 角度指定の際にばらつきがあり(正方向と逆方向時に静止位置が異なったりする)、複雑な動作は難しいかなという結論に至りました。

 

方針変更

今回のサーボは高トルクですがサイズが大きく角度の精度も低いので、1号機のように足を交差させての歩行は難しいと判断しました。
以下のような構成にして歩行を目指すことにしました。

足をロールさせるサーボを減らして、足1本あたり3個のサーボ
合計6のサーボを使用して足を構成しています。

 

前後動作も比較的安定しているので、歩行動作にも可能性ありです。

 

ちなみに足底はかまぼこ状なのでホイール回転なしでは自立しません。

 

 

おわりに

ここでは高トルクの中華サーボでのリアクションホイール2足歩行ロボットの製作を開始しました。

製作の過程でサーボの特性を理解しつつ調整を重ねだいぶ方針が固まってきました。

次回は歩行を目指したいと思います。

それではまた。

次の記事

SHISEIGYO-1 Walker 弐 を実現させたい俺2 ー歩行検討ー

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。コメントのみでもOKです。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください