M5stickC で腕時計 ~ G-showC ~

アバター画像 お父ちゃん  2019.12.8 
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M5stickCで腕時計を作製いたしました。

RTCと加速度センサを組み合わせたM5stickCならではの時計ですのでご報告させてください。

 

 

概要

加速度センサを利用して、x軸の角度がhour、y軸の角度がminuteに一致したときのみ表示します。

まさに重力(Gravity )が時(Clock)を示す G-showC (ジーショック)なのです。

ちなみに私のM5StickCの慣性センサはSH200Qです。

動作

以下のように腕をうまいこと傾けることによって、時刻を知ることができます。

オプション

  • 省エネのため20秒間  時間または分が表示されない場合、ディスプレイはオフになり、ディープスリープモードに入ります。
    ボタンAを押して、スリープをキャンセルします。
     
  • 角度の校正機能として、ボタンBを押すと、加速度センサーのオフセットが再計算されその時点の姿勢が0°となります。

 

Arduinoコード

Arduino用のM5StickCライブラリは初期バージョンの0.1.0を使用しておりますのでご了承ください。

慣性センサはSH200Qです。

 

おわりに

加速度センサのみを使用してM5StickCの角度を導出していますので、振っても時刻が表示されます。

 

ESP32のスリープ機能によって、電池は半日ほど持ちましたので日常で十分使える時計となりました。

バッテリが低下してM5StickCの電源が落ちても充電後の起動で時刻のずれはございませんでした。

2019/11/25 に急にM5StickCの内部回路が公開されましてRTCの電源が電源コントローラAXP192で供給されていることが判明しました。

恐らくシャットダウン電圧にマージンもたせてRTCに電源供給してるのだと考えられます。

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