ラズパイでタイムラプス ー 石巻貝の軌跡 ー
我が家の水槽ににて、金魚ちゃんとヤマトヌマエビと共存してらっしゃる石巻貝の
位置が水槽を見るたびに変わるのでタイムラプスで撮影してみました。
目次
システム概要
タイムラプス撮影するシステムは非常に単純でラズパイ3にUSBカメラを繋いだだけです。
USBカメラ
カメラには以下を使用しました。
防犯カメラ用の屋外カメラですのでなかなか便利なカメラです。
CdSセルが内蔵されており暗闇時には自動でナイトモードとなり赤外線LEDを点灯し白黒で撮影します。
ラズパイ設定
ビューワ guvcview
カメラを接続して配置や画角の設定の調整のためのビューワにはguvcviewをインストールして使用いたしました。
静止画撮影 fswebcam
静止画撮影にはfswebcamをインストールして使用いたしました。
コマンドで画角やファイル名などを指定して撮影します。
参考
システム構築 Node-RED
タイムラプスのシステム構築にはNode-REDを用いました。
詳細は次節で記載いたします。
Node-RED
1分おきにfswebcamで静止画撮影を実施します。
①撮影トリガ インジェクトノード
カメラ撮影のためのトリガです。1分おきに定期的に動くようにしています。また撮影したjpegファイル名を1づつ増やすためにPayloadに”1″を指定しています。
②jpegファイル名生成 ファンクションノード
グローバル変数sumに前段ペイロードの”1″を足して4桁の連番jpegファイル名を生成しています。
③fswebcamカメラ撮影ノード
execノードでfswebcamコマンドを実行して静止画撮影します。
前段の連番ファイル名を受けて1280×720サイズで撮影して保存します。
④ファイル名 連番リセット
前段のインジェクトノードをクリックするとこのファンクションが起動して、グローバル変数sumをリセットします。
タイムラプス
一晩撮影して静止画を繋いで(Photoshop使用)、タイムラプス動画を作りました。
1800倍速
300倍速
石巻貝が縦横無尽にうごき回っていますwww
なにしてるんだろう? 🙄 www なんかうける
おわりに
ゆくゆくは太陽光発電で長期の撮影も実施したいと思っています。
今回は1分おきの撮影でしたが、スパンが長くなると省電力のためにカメラの電源を落としたりラズパイをスリープしたくなりますよね。
ラズパイのUSB給電は以下のコマンドで実行できます。
USB給電OFF: sudo sh -c “echo -n “1-1″ > /sys/bus/usb/drivers/usb/unbind”
USB給電ON : sudo sh -c “echo -n “1-1″ > /sys/bus/usb/drivers/usb/bind”
ラズパイのスリープについてもおいおい勉強したいと考えております。