電子工作
1軸 姿勢制御モジュール の筐体製作 ーリアクションホイールへの道5ー
前回はM5Stack ATOM Matrixと内蔵の慣性センサMPU6886でモータ制御するところまで確認いたしました。 ここでは1軸姿勢制御モジュールの筐体を作りこんで 簡単に動作確認を実施いたしました。 筐体製作 1軸姿勢制御モジュールの筐体を製作します。 筐体は3Dプリンタで製作いたしました。 モータ寸法 モータの寸法はAliExpressのモータID-549XW 販売ページ と実機計測で把握しました。 Fusion360設計 Fusion360で筐...
ATOM Matrix の慣性センサでモータ制御 ーリアクションホイールへの道4ー
前回はM5Stack ATOM Matrixでカルマン・フィルタを用いた傾斜計を製作しました。 ここでは検出した姿勢角でブラシレスモータを制御して1軸の姿勢制御モジュールの実現への足掛かりにしたいと思います。 構成 ATOM MatrixのG26ピンで20kHz PWMを出力してモータの回転速度を制御します。 G32ピンで回転方向切り替えます。 部品 M5Stack ATOM Matrix フライホイール付きブラシレスモータ ID...
カルマン・フィルタで ATOM Matrix 傾斜計 ーリアクションホイールへの道3ー
これまではフライホイール付きブラシレスモータの制御について学習してまいりました。 ここでは1軸の姿勢制御モジュールの実現に向けて、カルマン・フィルタを用いて M5Stack ATOM Matrix に搭載された6軸慣性センサ MPU6886 で姿勢角を導出します。 6軸センサ MPU6886 データシート https://m5stack.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/resource/docs/datasheet/core/MPU-68...
M5Stack ATOM Matrix で ブラシレスモータ制御 ーリアクションホイールへの道2ー
前回はAliExpressで購入したフライホイール付きブラシレスモータの素性を調査し 基本動作を確認いたしました。 ここではM5Stack ATOM Matrix でモータの回転動作を制御してみました。 ブラシレスモータ ID-549XW モータの配線のおさらいをします。 左から1番目 赤:モータ電源 12V印可 (6V以上で回転) 左から2番目 黒:GND 左から3番目 黄:ブレーキ プルダウンで回転停止 左から4番目 ...
ブラシレスモータと格闘 ーリアクションホイールへの道1ー
前々からリアクションホイールによる姿勢制御に興味があり、2020年6月号のトラ技からJAXAの3軸姿勢制御モジュールの連載も開始され自作してみたい欲が爆発中でございました。 http://www.kenkai.jaxa.jp/research/innovation/triaxial.html ↑凄いですよねコレ。10cm立方らしいです。 この道の目的 JAXAのような小型の3軸姿勢制御モジュールは到底無理ですので 1軸の姿勢制御モジュ...
DIY ESP スマートウォッチキットを組み立てた
Makerfabs 様より DIY ESP Smartwatch Kit をいただきましたので組み立てて使用してみました。 DIY ESP Smartwatch Kit まさにDIYで部品がごっぞり届いて自分で組み立てる腕時計キットです。 マイコンにはESP-12S(ESP8266)が使用されております。 残念ながら技適マークがなかったので、恒例の技適未取得機器を用いた実験等の特例の届出をいたしました。 以下のようにごっそり部品が入っています。 ステン...
CircuitPython PewPew M4 を使ってみた
Makerfabs 様よりCircuitPython PewPew M4 をいただきましたので使用してみました。 PewPew M4 PewPew M4はマイコンATSAMD51にディスプレイST7735R、ボタン、ブザーなどが搭載されたミニゲーム機です。 アクリルカバーやボタンなど組立てが必要です。 単4電池2本を入れて電源スイッチを入れると起動します。 4種のゲームが最初から入っておりメニューから選んで遊ぶことができます。 かわいい!...
Leafony の応用を楽しむ
前回はいただいたLeafonyの基本動作を堪能いたしました。 https://homemadegarbage.com/leafony01 ここでは Extension Kit A1.0 の基板(Leaf)も活用して、ちょっと応用いたしました。 Extension Kit A1.0 Extension Kit A1.0には たくさんのLeafが同梱されておりました。 多いので一個一個は取り上げません。以下参照くださいw https://leafony.c...
Leafony をもろた -Basic Kit で基本動作確認ー
電子工作の知識共有サイト『elchika(エルチカ)』のLeafonyプレゼントキャンペーンに応募してめでたく当選しました! 手書きのメッセージと共に送付いただきました。 本当にありがとうございます :lol: 以下のセットが入っておりました。 Basic Kit A1.0 Extension Kit A1.0 ここではBasic Kit A1.0の動作を楽しみたいと思います。 基本動作でLeafonyと私の距離を縮め今後の応用に妄想を膨らませてみ...
NeoPixel でバーサライタ検討
以前、M5Stack ATOM Matrix で ハンディーバーサライタを製作を楽しんだのですが、LED25個のマトリクスの1列分である5個のLEDしか使用しておらずもったいないなと感じておりました。 https://homemadegarbage.com/atom04 この"もったいなさみ"を解消するべく今回はLED5個から25個に拡張してバーサライタ製作いたしました。 いわゆるNeoPixel系のLEDでのガチのバーサライタ製作は初めてですので、丁寧に段階を踏んで進めます。 ...
自作ロボットアーム動作の 記録・再生 機能
以前 自作ロボットアームを自作コントローラで制御するというものを紹介させていただきました。 https://homemadegarbage.com/arm05 実はこれには動きをレコードして再生する機能も追加しており、上の記事の最後にサラッと紹介したのですが、詳細知りたいとのありがたいコメントいただきましたので その ありがたみをガソリンとして記事記載させていただきます。 ロボットアーム動作レコード機能概要 Arduino IDEのシリアルモニタでr入力で...
Small Word Clock Kitをプログラミング ー Party Parrot ー
前回は Makerfabs 様よりいただいたSmall Word Clock Kitを自分でプログラミングできるように開発環境を整えました。 https://homemadegarbage.com/makerfabs03 今回は好きな画像を表示できるようにいたしました。 Party Parrot ここでは Party Parrot を表示できるようにいたしました。 素材(chillparrot.gif)は以下で入手いたしました。 https://c...
HuskyLens で ロボットアーム制御
前回は HuskyLens の物体追従機能を用いてお絵描きを楽しみました。 https://homemadegarbage.com/huskylens03 今回は長らくの夢であった"画像認識でロボットアームを制御"を試してみました。 顔認識 HuskyLens の Face Recognition (顔認識)は複数個の顔を学習し識別することが可能です。 顔の複数認識のやり方は公式ドキュメントの通りです。 デフォルトでは顔認識機能で...
Small Word Clock Kitをプログラミング ー PICマイコン入門 ー
先日 Makerfabs 様よりいただいたSmall Word Clock Kitを自分でプログラミングできるように下ごしらえ致しました。 https://homemadegarbage.com/makerfabs01 Small Word Clock Kit Small Word Clock Kitには12×10のLEDマトリクスが仕込まれており 文字で時刻などを表示します。 制御にはPIC16F887が用いられており、 RTCの時刻記憶用の電池に...
HuskyLens でお絵描き実験
HuskyLens の公式紹介動画にある物体追従によるエフェクト描画みたいのをやりたく実験いたしました。 構成 HuskyLens の物体追従機能で学習した物体(ここではHuskyLens君のキーホルダー)の中心座標を検出してArduinoにシリアル伝送します。 更にArduinoからProcessing へ座標を送信してパレットに描画させます。 Arduinoコード 公式のHuskyLens Arduinoチュートリアルを参...
HuskyLens を MakeCodeで楽しむ
前回、味見程度ではありますが HuskyLens の動作を楽しみました。 今回はHuskyLensの沼にもう少しだけ踏み込んでみようと思います。 MakeCode サヌキテックネットさんの記事でHuskyLensがMakeCodeでプログラミングできることがわかりました。 MakeCodeはブロックエディタやJavaScriptエディタでプログラムできるWebベースのコードエディタです。 https://www.microsoft.com/ja-...
HuskyLens をつかってみた
なんと DFRobot様よりAIカメラ HuskyLensをいただきました! ありがとうございます!! 可愛いメッセージカードやキーホルダーやHuskyLens用のシリコンケースもいただきました。 DFRobot様よりAIカメラ HuskyLensをご提供いただきました! とにかくかわいい! ありがとうございます! 勉強します!!!https://t.co/pZJdVsSFFh#DFRobot #HuskyLens #感謝 #可愛い#HuskyLensの大冒険 pic....
MakePython ESP32 Color LCD で LovyanGFXを堪能
Makerfabs 様よりいただいたMakePython ESP32 Color LCDの ディスプレイにLovyanGFXライブラリをもちいてアニメーションを表示してみました。 https://homemadegarbage.com/makerfabs01 MakePython ESP32 Color LCD 240×240サイズのカラーLCD (ST7789)が搭載されたESP32マイコンです。 はじめからマイコン向けのPython環境であるMicro...
Makerfabs製品を提供いただきました
なんとMakerfabs 様より製品を提供していただきました。 大変ありがたいことです :-P 2つの製品をいただき火入れの儀式を行いましたので報告させてください。 MakePython ESP32 Color LCD 240×240サイズのカラーLCD (ST7789)が搭載されたESP32マイコンです。 はじめからマイコン向けのPython環境であるMicroPythonでコーディングできるようになっています。 Makerf...
Wio Terminal でカメラ画像を表示2 ー LovyanGFX 編 ー
前回はAIカメラのUnitVの撮影画像をビットマップで Wio Terminalに送信して表示しました。 https://homemadegarbage.com/wioterminal04 メモリ不足のためビットアップでは160×120サイズでの表示にとどまりましたが、 今回LovyanGFXライブラリを使用させていただきJPEGでの画像取得・表示が可能となり、 全画面表示(320×240)できましたのでご報告します。 UnitV用 MaixPy ID...